Presentation
ビジネスにはプレゼンテーションがが付き物です。
その能力・スキルは、オン・ザ・ジョブ・トレーニングで身につける人が多いようですが、時々は自分のプレゼンを見直してみるとよいかもしれません。
お手本やメンターとなるような人が身近にいると助かりますが、もしプレゼンを受ける立場なら、その優れた点や長所を取り入れるのが上達の早道かもしれません。
分かりやすいプレゼンが出来るよう、私も日々、頭をひねっています。
都政改革本部会議 第3回 2016.11.01 (火)
実際のプレゼンテーションは、特定のクライアント向けに行われたり、個別のテーマに特化したセミナーで実施されたりする性質上、守秘義務や保秘の観点から、ウェブ上で公開するのは、なかなか難しいのが実情です。
ただ幸い、東京都の都政改革本部のフルオープンの会議において弊所の坂根がプレゼンした際の動画が公開されておりますので、こちらをご覧いただけますと幸いです。
特別顧問の一人として坂根が参画した東京都の都政改革本部において、知事主導による様々な改革に取り組む中、東京2020オリパラ用競技施設の高額公共工事などで当時、問題視されていた入札制度の改革について、知事や各局長らが臨席する本部会議で坂根が行なったプレゼンの模様が右の動画に収録されています。
動画 0:28:27~0:48:12 の約20分間のパートにおいて、東京都の特別顧問
として坂根が入札改革について提言するプレゼンを行なっております。
マッキンゼーの方々との協働
検事 (検察官) を退任後、政治の世界を行き来しながら、MBA (経営学修士) の代わりのつもりでCPA (公認会計士) を取得し、経営/会計/金融の実務に関わり始めました。
当時から、MBA ホルダーに人気のマッキンゼーや B.C.G.(ボストン・コンサルティング・グループ) などのコンサルティングファームが用いる手法や流儀に関心を有していたところ、上記の都政改革本部に特別顧問の一員として加わり、マッキンゼー出身の複数のコンサルタントの皆さん*とご一緒する機会に恵まれました。
いわばアウェイな環境下で改革の戦友として、文字どおり「汗を流して実働する顧問」となって共に奮闘する貴重な経験が得られました。このときのプレゼンなどに関する知見や学びは、企業・法人向けのアドバイザリーを行っている現在も活かされています。
マッキンゼーの方のお勧めの一冊 ①
マッキンゼー出身の方々は、多方面で活躍され、メディアにも露出し、その数多の著作も店頭に並んでいますが、もともとマッキンゼーでどのような手法・思考で仕事されていたのかを語られることはあまり多くないようです。
上記都政改革本部でご一緒したうちのお一人、宇田左近さんについては、メディアで華々しくは取り上げられていないようですが、実務型のシュアな仕事振りから学ばせてもらうことが多く、彼の来し方などにも触れられたご著書「インディペンデント・シンキング 組織にいても独立しても自分の価値を高め続ける」(2019年、KADOKAWA) は、ご自身がマッキンゼーの内外で実践してこられた、刺激を受ける環境の中で学び続けることの大切さを説く好著で、示唆に富むキャリアプランニングのケーススタディも豊富に収められていて、お勧めできる一冊です。
マッキンゼーの方のお勧めの一冊 ②
上記都政改革本部でご一緒したマッキンゼー出身の方々の中でも、多数の著作をお持ちなのが山梨広一さんです。
可能性を信じて常識にとらわれないマインドセットを提唱される「プロヴォカティブ・シンキング 面白がる思考」(2011年、東洋経済新報社)や「シンプルな戦略 戦い方のレベルを上げる実践アプローチ」(2014年、同社)は示唆深い本です。
戦略の立案のみに留まらず、「戦略を作る段階だけではなく、いったん決めたことを徹底してやるという意味でのリーダーシップに欠けるケースもある…… 戦略が計画どおり実行できていなくてもフォローしない、怒らない、信賞必罰を撤しない。しないというより、できないのだろう。」(「シンプルな戦略」P54~55)といった実践の必要性にも目が配られており、プロジェクトをいかに最後まで遂行させるかという観点からもお勧めの好著です。
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